みなさん、こんばんは。モリビルです。
ビール、飲んでますか? いよいよFOXネットワークでドラマ「24」のシーズン6が開始されました。 シーズンプレミアなので、日曜、月曜あわせて4時間連続の放送です。 ビールを作りながら見ていたので、なんだか話についていけてません。 あとでビデオを見て復習しなくては・・・。 さて、モリビールもシーズン4(←アホか)。 モリビール2でいまいちだったIPAに再挑戦です。 こちらが材料。 缶はCOOPERSのIPAモルトエキストラクト。 左のベージュ色はCOOPERSのLIGHT DRIED MALT。 その下の筒状の道具はエアーロック。 真ん中に見える白い蓋がついたの筒はWhite Labのリキッドイースト、種類はカリフォルニアエールです。 その右が歯はドライホッピングするときに使うガーゼ。 右下の緑色の固まりはカスケードホップ。ペレット状。 右中央は瓶詰めに使うコーンシュガー。 こちらが道具。 奥にあるのが5ガロン(19L)入る、大きなステンレス製の鍋。 左の白いバケツは、一次発酵容器です。今回は下にコックがついています。 バケツから出ている透明のチューブはオートサイフォン。 バケツの前の赤い道具は打栓器。 その前になるのは消毒剤STEP ONE。お湯に溶かして使います。 真ん中の銅管のコイルはイマージョンタイプのウォートチラー。こないだ作ったものです。銅管が50フィートあるので、熱交換がとても早いです。(^_^)v 立てかけてあるのは温度計。 その後ろにあるチューブに入っているのは比重計。ビール作りに比重計測は重要です。 そして右にあるのはガラスカーボイ、一次発酵の後半に使います。温度計が貼付けてあります。発酵時の温度も非常に重要です。 これらの道具は、日本国内だとアドバンストブルーイングさんでビールキットとして通信販売できます。 さて、ビール作り開始。 その前に、やっぱりビールを開けるでしょう。 ビール名:クリスマスエール 原産地:アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ ブリューワリー:Anchor Brewing アルコール度数 ?% 量 : 12oz (350ml) スタイル : スペシャルエール 冷蔵庫にまだ6本くらい残っていたので、一つ開けてみました。 ん〜スパイシー。 まずは水を4ガロン分沸騰させます。 水道水でもいけるらしいですが、一応市販のスプリングウォーターを使いました。1ガロンで90セントくらいだしね。 お湯が沸いたら、湯煎であたためておいたモルトエキストラクトを投入〜! 温めておくのは、粘度が高いので冷めているとなかなか出てこないから。 水飴みたいです。 トータルで1時間ぐつぐつと煮込みます。 煮込むと、呼び名が「モルト」から「ウォート(wort、ワートとも)」に変わります。 ビールがなくなったので、次! ビール名:Samuel Adams Cramberry Lambic 原産地:アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ボストン または オハイオ州 シンシナティ ブリューワリー:Boston Beer Company 量 : 12oz (355ml) アルコール度数 5.9% スタイル:ランビック 酸っぱ! すっぱいです。そのままやな(笑) おおっと、ビールばかり飲んでいて、大事なことを忘れていました。 ドライモルトを2パウンド(0.9kg)入れるのを忘れていました。大変です。 慌てていれる。かき混ぜる。 だまになりやすいので、少しずつ。 気づいてよかったー。 ウォートを煮立てる最後の15分になったら、イマージョンタイプのウォートチラーを消毒のために鍋に入れます。ホースは繋いでおきましょう。すぐ熱くなるのでやけどします。 今回の新しい試み。ホップをエキストラで入れてみます。 モルトエキストラクトにはホップが既に添加されている場合が多いのですが、ビール作りの先輩「エール」さんからのアドバイスで、最後に火を止める前にホップを加えると香りがよく仕上がる、とのことです。 早速、ホップを入れてみましょう。煮込みの残り5分のタイミングです。 ちなみに種類はカスケードホップ。ノースウェストのIPAなら、やっぱりカスケードでしょう! ほどなくホップが上の方に上がってきました。 消毒済みのお玉でウォートの中に戻してやります。 1時間煮込んだところで、鍋を火から下ろします。 そしてすぐさまウォートチラーに水を通します。 みるみる温度が下がっていき、15分もたった頃には68Fまで温度が下がっていました。 イーストを入れることができます。 オートサイフォンを鍋に突っ込んで、二重になっている中側の管を押し込みます。 すると、ウォートがサイフォン上部に上っていき、あとはチューブからじょぼじょぼとウォートがでてくるので、プラスチックバケツに受けます。 書き忘れましたが、このバケツ、サイフォンなどビールに触れる可能性のある道具はあらかじめSTEP ONEなどの消毒剤で消毒をしておく必要があります。雑菌が混ざるとビールの味が落ちます。 ただし、火にかける鍋、ウォートチラーは例外で、そのまま使うことができます。 埃、汚れ等はもちろん落として使いますが。 最終段階。 リキッドイーストを投入します。 ウォートであらかじめ予備発酵させて、スターターを作ってもいいのですが、KCの教室で特にそこまでしなくても失敗しないと聞いたので、容器からそのまま投入。 イーストは普段は冷蔵庫で保管、使うときには室温に戻しておきます。 仕込みを始めるときに冷蔵庫からだしておくと、丁度温度があがるでしょう。 バケツに蓋をして、バケツ全体を振り回します。 これは酸素を中に混ぜるためです。 発酵の初期段階(24-48時間くらい?)は、イーストは酸素を必要とします。 そのあとは酸素を断った状態を保つ必要があります。なかなか難しいですね。 振り回した後は、バケツ上部にでかい塩ビチューブをとりつけて、先端を水のトラップにつけます。これは発酵によってでてくる空気を確認するとともに、外気が発酵容器に混入するのを防ぎます。 あとは、1週間ほどで澱引きのステップに移る予定。 今回は美味しいIPAができるかなー? おまけ 僕がビール作りをしているときに台所に近づくと、すぐに追いやられるため、買い物袋に入ってすねている(?)はんめちゃん。 狭いところ、袋状のところにもぐり込むのが好きなようです。 みなさんの応援のおかげで、にほんブログ村酒ブログ、現在3位です。 励みになっています。ありがとうございます。 それでは、今日もクリックで、みなさんの「気」をモリビール4、そしてKCのお店で育っているはずのPale Aleちゃん、ジャーマンピルスナーちゃんに送ってやってください。美味しいビールができること、うけあいです。 それでは、みなさんよいビールを。
by moribeer
| 2007-01-16 16:24
| ビール作り
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