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バーレーワインのグラス相性比較
みなさん、こんばんは。モリビルです。
ビール、呑んでますか?僕は今日も呑みました。

無事に一週間が終わりました。
相変わらず、夕方の気温は高く、95°F(35℃)の中、アスファルトからの照り返しをうけつつ、ひーひー言いながら自転車で帰宅しています。

今週のおつかれさまビールはこちら。
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Avery Hog Heaven バーレーワイン

Avery Brewingは、コロラド州Boulder(ボールダー)にあるブリューワリーです。
ボールダーと言えば、マラソン選手がその標高を利用してトレーニングをしたりすることで有名(本当かな?)です。

ボールダーには、去年、GABFという大きなビアフェスティバルで、コロラド州デンバーに行ったときに、足を伸ばして遊びにいきました。
こぢんまりとした町で、ブリューワリーも多いし、町全体がなんとなく健康志向。大学町ということもあって、いい雰囲気。お気に入りの町のひとつです。

そんなボールダーでつくられたこのビール。
バーリーワインは、ワインと名前はつくものの、立派なビールです。バーリー(大麦)を使って作ったワインのようなフルーティーで芳香なビールという意味らしいです。
とかいって、僕も最近まで知らなかったんですけど・・・・。ワインの樽で香り付けしたビールだと思っていました。

バーレーワインは高アルコールのことが多く、このビールも9%です。

今日は、グラスの形の違いで、ビールの味がどう変化するかの実験!

バーレーワインのグラス相性比較_b0081504_0265347.jpg
右はバーレーワインに適していると言われるワイングラス、左はいつも使っているガラスの厚いパイントグラス。

結論、ワイングラスの方がおいしく感じました。

飲み終えた後、検証しました。






ライフログのところにのせているビール本、知識ゼロからのビール入門によると、
「香り」華やかな香りのビールには開放型、複雑な香りには口がしぼられたグラスがいい。また、径の大きいグラスは飲み続けるにしたがいグラスに鼻全体が入るので、いつまでも香りを楽しむ事ができる。

「味わい」飲み口の形状によってうちに流れ込む勢いが変わり、ワイングラスのように液体が流れ込みにくいグラスの場合、吸い込もうとして舌先が歯の裏に隠れる、ビールはした中央部の酸味センサーにダイレクトに当たる。(流れ込みやすいグラスの場合、舌先の甘みセンサー)。舌の場所が変わるとビールの印象も変わってくる。

「温度」厚いグラスはビールが温まりにくい、薄いグラスはビールが温まりやすい。


バーレーワインスタイルは、16℃くらいが美味しい。ちゃんと夕食を準備し始めた段階で冷蔵庫から取り出して、温度を上げる準備OK。

パイントグラスとワイングラス。
飲んでみて一番違いを感じたのは、味よりは、唇に当たるグラスの厚み、ビールの量の違いでした。
パイントグラスは、かなりグラスが厚いです。上部の傾斜がストレートなので、口につけたときにビールがダイレクトに唇に当たる。当たったグラスの温度も少しぬるい。
それに対してワイングラスは、上部がカーブしているので、丁度スプーンに入った液体をすするように、深いくぼみに唇をつける格好になります。こちらのグラスの方がより多くのビールが上唇に触れ、炭酸の刺激が気持ちがいい。薄いグラスの縁が唇に当たる鋭い刺激も気持ちがいい。

って、ビールの味の違いじゃないじゃないか!・・・・。でも、ビールを飲んだときの気持ちよさの違いだったんです(汗)!

加えていえば、歯で挟んだグラスの厚みもワイングラスの方が好きでした。

だんだん、味覚から離れた評価になっていっているような・・・・・。

本線の味覚評価に戻りましょう。

「香り」これは断然、ワイングラスの方が楽しめました。グラスの中にこもった香りに鼻を突っ込んで、至極の幸せ。華やかな、芳香な香りです。

「味」これもやっぱりワイングラスの方がよかったな。糖度、アルコール度数の高いバーレーワインの甘さをしっかり味わえた。

あとは、アルコール度数が高いので、胸にくーっときますね。飲むごとに幸せが増す。

最近の旅行で、バーレーワインはたくさん種類を買ってあるので、これからはワイングラスで楽しもうと思います。
by moribeer | 2006-07-16 01:01 | アメリカ産
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